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2016.10.30

ガルバリウム鋼板のメンテナンス探求。

まだBESS(ベス)がビッグフットだった頃、ワンダーデバイスを開発し発売したのが2004年の1月。今ではBESSの定番人気シリーズに成長しました。

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そのワンダーデバイスは外壁面の3面がガルバリウム鋼板仕様。耐候性に優れるその建材は傷に弱い特徴があります。傷や切断部からの錆による腐食の可能性を持つ素材です。メーカーの謳うメンテフリーは耳に聞こえは良いですが、家は環境や使用状況で大きく劣化の変わってくるものです。長く良い状態で使われている家は、持ち主の家への愛情を感じます。

当社は綺麗ごとを言わず、お客様と一緒に、お客様の資産であり生活拠点となる家のメンテナンスを一緒に考えていきたいと思っています。

発売当時に完成したBESS北九州展示場のワンダーデバイスも今年で14年。ガルバリウム鋼板の壁3面は防水状況も問題なく何もしなくて良い状態で当初よりは少し色の鮮やかさが落ちたかなという程度。ですが、BESSブランド方針としては、ガルバリウム鋼板は10~15年で塗装のメンテナンスを推奨することになりました。いざその時に技術が確立していなければ、お応えすることも出来ませんので、日本に存在するワンダーデバイスの中で、一番最初にガルバリウム鋼板の塗装メンテナンスを当展示モデルで行うことにしました。

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折角メンテナンスをするので、驚くほどの変化を見ていただきたいと思い、ブルーのガルバをレッドに。青から赤へと変化させました。展示場の土壌が弱酸性というのもあって、ちょっとした洒落でもありますが。(理科の実験、リトマス紙を思い出していただければ。ちなみに場内の紫陽花も赤い花を咲かせます)

戻りますが、ガルバリウムの塗装メンテナンスという概念は、まだ市場にはないと思います。腐食したら交換を勧められるのではないかと。BESSが先駆けてこの技術に着手することになりました。パッと見、塗装をしたようには見えませんので、ぜひBESS北九州展示場でイメチェン後のワンダーデバイスをご覧ください。尚、フェイス部分は2016年仕様の鉄骨へと変更。今後ご建築の方はイメージ確認していただけるようになりました。

すでにワンダーデバイスのオーナー様でいらっしゃるお客様には、先々メンテナンスをされる際の参考にしていただければ幸いです。尚、その場合フェイスのクロス部分は、交換の際に木製・鉄骨での交換がお選びいただけますので、ご相談ください。

青空にボルドーレットのワンダーデバイス。展示場の雰囲気も変わりました。新鮮です。

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2016年年頭には、現在建築中のGログをオープン予定です。お楽しみに。

 

 

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